2020年02月20日
焼香のマナーと種類を確認しよう
お葬式や通夜ではマナーをよく理解しておく必要があります。特に焼香は欠かすことのできない大事な行為となっていますので、どのように行えば良いのか、どんな種類があるのかはしっかりと確認しておきたいところです。
まず、焼香には3つの種類があることは理解しておきましょう。立って行うことが一般的ですが、座敷でお葬式が行われる場合は座礼で行うことになります。立礼は特に広く行われているのでそのマナーも知っておきましょう。
自分の番になったら席を立ち祭壇の前に立ちますが、このときもすぐに祭壇の前に行かずに手前で遺族に一礼します。そして、祭壇の前に来たら、遺影の前で一礼するのも忘れないようにしましょう。座礼の場合も、マナーとしては立礼と同じようになっていますが、このときも祭壇に向かうときは立ち上がらずに低い姿勢で移動するようにします。
帰るときも立ち上がることなく、低い姿勢のまま自分の席に戻りましょう。式場が狭くて移動が困難という場合は回し焼香が選ばれることもあります。これは、抹香と香炉を乗せたお盆を順に回していく方法です。自分のところに回ってきたら、軽くおじぎをして受け取ります。
次の人に回すときもあやまって落とすことのないよう、慎重に渡すようにします。